信販販売や信販会社は皆さんの身近にありますが、信販会社と割賦販売、そしてクレジット.ローン.カード関連についての説明。
信用販売と信販会社について、現在では、割賦販売の斡旋の中心となっています。
信販会社の信販方法とは、買い手に信用を与え代金後払いを認める販売方法の事です。
通称「クレジット」と称されます。
消費者が、比較的高額と思われる商品を購入する場合、代金をその場で現金払い出来ないことがあります。
昭和40年頃までは、販売店が売り掛け債権(代金)を立替する方式が、一般的でした。
いわゆる「ツケ」による販売です。
しかし、この方式に販売方法ですと、売掛金の回収が終了するまでは、販売店の負担が大きくなります。
また、売掛金を回収出来ない危険も考えられます。
このため、代金を消費者に代わって信販会社が立て替える方式が普及しました。
信販会社は、割賦販売の斡旋を専門に請け負う会社ですね。
現在では、分割払いで商品を購入する場合、ほとんどのケースで信販会社が介在しています。
また、多くの信販会社では、割賦販売の斡旋から、現在多くがクレジットカードの発行を行っています。
信販会社は、全国展開しているものや地域に密着したものなど多種多様あります。
また、独立系以外に電気機器や自動車などのメーカー系のものも多数あります。
信販以外には、リース事業などを手掛けているものもあります。
ローン会社、クレジット会社などと呼称されることもあります。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
カードローンと一般的に称されるものは、大きく分けると4種類に分類されます。
銀行、その他の預金預かり金融機関の発行するものは、カードローン。
信販・クレジットカード会社が発行するものは、ローンカード 。
クレジットカード会社の一部が発行するものをクレジット.カード。
消費者金融が発行するものをサラ金カード 。
と大きく分類する事が出来る。
ここでは、「ローンカード」つまり信販・クレジットカード会社などが発行するローン(融資)専用のカードについての解説をします。
但し、中には銀行などと同じように「カード.ローン」と称しているところもあるようです。
「ローンカード」は審査の上、所定の限度額の範囲で繰り返し借入できます。
また、この場合の「ローン」は一年以上の比較的長期の借入金(融資)を指します。
主に。銀行、信販、クレジット関連の融資条件として採用されています。
「キャッシング」は主に貸出期間が短期(1日〜数ヶ月)のものを指します。
主に。「サラ金」などの融資条件として採用されています。
与信調査など、銀行系の金融機関と比較して穏やかに設定されている為に、フリーターなどの雇用や収入の安定しない人たちに融資されることが多い。
「カードローン」全般の返済方法としては、リボルビング方式(元金定額/残高スライドなどの方式が有る)で完済するまで最低支払額を毎月約定日に口座振込みあるいは、引き落としされます。
利息(実質年率)は借入残高に対して日割計算で毎日発生ものが殆どです。
従って、借入れ当日や数日間などの場合は利息額は僅かです。
借入額が高額で返済が長期に渡る場合などでは、利息の影響でなかなか元金(借入残高)が減りにくくなります。
カードローンの問題点としては、2006年度に入ってから、いわゆるグレーゾーン金利問題や消費者金融専業会社による違法な取り立てが問題視されています。
グレーゾーン金利問題に関しては、06年1月に最高裁より、違法との認定が下された。
この結果、今まで支払っていたグレーゾーン金利は「過払い金」となり利用客より消費者金融機関側に対して、相次いで変換請求が成されています。
金融関係のご融資をうけていらっしゃる皆様、もしかしたら余分な金利を払い続けているかもしれません。
グレーゾーン金利問題、ご存知でしょうか?
グレーゾーン金利問題とは、利息制限法と出資法という貸し出し金融に関する、金利差の事である。
利息制限法における上限金利は、貸付金が10万円未満は年20%、10万円以上100万円未満は年18%、100万円以上は年15%と定めている。
出資法においては、上限金利を年29.2%と定めている。
この両者の法律の金利差を称して、いわゆる「グレーゾーン問題」といいます。
利息制限法においては、上限利息を超える利息は無効とされています。
一方、消費者金融を始めとする貸金業者は、出資法の範囲以内であるのだから合法として、貸し金契約で「みなし弁済規定」設けました。
いわゆる、グレーゾーン金利といわれているものです。
2006年1月、最高裁は、グレーゾーン金利は違法との認定を下しました。
この判決に基いて、06年12月に国会においてグレーゾーン金利撤廃を盛り込んだ改正法が可決されました。
この結果、グレーゾーン金利分の支払い金利は、「過払い金」となり利用客より相次いで変換請求が成されています。
消費者金融大手4社の07年3月期の連結決算は、合計1兆7085億の最終赤字となりました。
消費者金融より融資を受けている方で、未だに高金利の支払いに苦慮されていらしゃる方もおられる事と思います。
今、一度、契約証をご確認して下さいね。
もしかしたら、「グレーゾーン」金利を払い続けているかもしれません。
スポンサード リンク